陸養プロジェクト最終日(その1)
2020年7月16日 12時04分昨年9月30日に、2・3cmのヒラメの稚魚10匹を迎えて始まった
陸養プロジェクトは、いったん3月上旬にみんなで食べるという結論を出していました。
ところがその矢先、新型コロナウィルスによる長期の臨時休業と学校での調理を自粛する中で
新たなヒラメの処遇をもう一度話し合うことになりました。
そして、結局校区の栽培資源研究所の見学できる水そうで飼っていただくことが決まりました。
今日は、約10か月育ててきたヒラメとお別れをする日です。
子どもたちが、水そうのふたをとると、子どもたちのことが分かるのか
ヒラメは水面に口だけ突き出して、えさを欲しがるような動作を見せます。
本来なら、このプロジェクトを最初から指導してくださった先生に来校していただき
最終日を迎えるはずでしたが、現在の状況では関東地方からの来校は難しいということで
パソコン室でZoomを使って遠隔授業を実施していだきました。
回線速度が遅いせいで、画像はスムーズに動かないことがありましたが、
音声はほぼ問題なく子どもたちに届きました。(聞こえるので、OKサインを出しています。)
最後の授業では、魚を昔から食べてきた日本食の特徴や調理する人の道具や服装の意味などについても詳しく教えていただきました。
大切な命をいただく上で、その間に入る調理する人の思いや工夫を新たに学ぶことができました。