北山崎小陸養プロジェクトのあしあと

中間発表会で討論!

2019年12月3日 17時16分

 

今日は、保護者のみなさんにも参観していただき、中間発表会を開催しました。

これまで、5年生は毎日、えさやりと水そうのそうじを欠かさずやってきました。

10匹のヒラメは、一匹も死ぬことなく、順調に成長しています。

この取組では、ヒラメの世話を通して、養殖の意義や命の大切さを学びます。

「ヒラメを大切に育てたい」

今は、5年生全員がこの目当てに向かって協力して日々の世話に取り組むだけでなく

もっと大きく育てるために、ヒラメのことをもっと知る学習にも取り組んできました。

今日は、まず、それぞれがこれまでヒラメについて調べたことを、全員で共有する発表会を行いました。

えさのこと、望ましい環境作りのこと、ヒラメとカレイの違いなど、

これまで調べて自分たちで得た様々な知識が発表されます。

続いて、3か月育ててきた現在、このヒラメを最後にどうしたいかについて討論しました。

食べるか、食べないかで言うと、今は、食べない派の方が多いようです。

愛情を込めて世話をしているのですから、当たり前かもしれません。

でも、かわいそうと言った感情論だけでなく、

漁業資源の減少の問題や養殖の意義等の観点で、きちんと理由を言って結論を述べている様子から

子ども達の成長を強く感じました。

 

今日も、斉藤先生にお越しいただき、アドバイスをいただきました。

でも、このヒラメを食べるのか、食べないのならどのようにしていくのか、結論はまだでそうもありませんでした。

まだ、時間はあります。みんなで育てた大切なヒラメです。

みんなでもっともっと悩み、考え、学びながら

話し合っていきましょう。

 

 

 

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