プログラミング教育に取り組んでいます(5年生)
2021年1月27日 16時40分本年度から、プログラミング教育が導入されました。
具体的に教科書に位置づけられているのは、5年生の算数と6年生の理科ですが、
教科をまたいで様々な教科でプログラミング教育を導入していきます。
プログラミング教育という名前だけ聞くと、プログラミングを習う教育のように聞こえますが
実際はプログラミング的思考と言って、物事を論理に考える力を身につけさせることを主な目的としています。
ただ、教科書に位置づけられている5年生の算数と6年生の理科については
ビジュアル型のプログラミング言語といって、パズル感覚でプログラムが作れるものを使って
算数や理科の課題を、解決する学習が行われています。
今日は、5年生が、正多角形の決まりをさらに深く理解するために
いろいろな正多角形を描くプログラムを作りました。
これまで、ノートにコンパスや定規、分度器を使って苦労して描いていた正多角形が
プログラムすることにより、キャラクターが動きながらその動きにそって線を描くことで、
簡単に、正確に、そして速く完成することが出来ます。
その過程で、正多角形は、一定の長さの線をある角度何回か組み合わしていくことでできあがるという
正多角形の性質を理解していきます。
また、プログラミングの便利さとしては、同じ命令を何度もする場合は
「繰り返し」という命令を使えば、その回数を入力するだけで、
いろいろな正多角形を描くことが出来ることも学びました。
理解を深め、これほど子どもたちが主体的に取り組める新しい学びの姿がここに見られました。
授業が終わるチャイムが鳴ると、子どもたちから「えーっ!!もっとしたい。」という声が・・・・
普段の算数の授業でもこんな声があがってほしいものです。